#菓子、デザート

「前神一心堂」の『水軍太鼓』、『よろい最中』 (愛媛県今治市)

感 想 芸予諸島の大島の東部に位置する宮窪。 村上水軍ゆかりのこの地は、漁業が盛んな静かな町。 狭い路地の途中に、創業120年余の老舗和菓子屋「前神一心堂」はあります。 昭和で時間が止まったかのような、なんともレトロな外観。 店内も素朴で、昔ながら…

「松屋菓子舗」の『鶏卵素麺』 (福岡県福岡市)

感 想 福岡は博多にある、創業 延宝元年(1673)の老舗「松屋菓子舗」さん。 ここで作られているのが、見た目が素麺のようなお菓子『鶏卵素麺』です。 鶏卵素麺は、沸騰させた糖蜜の中に卵黄を糸のようにして流し込んで作るお菓子。 日本の三大銘菓の1つに数…

「梅園」の『梅守』 (福岡県太宰府市)

感 想 太宰府天満宮にお参りに行った際のお土産といえば、「梅ヶ枝餅」が真っ先に浮かびますが、 参道沿いには、梅ヶ枝餅以外のお菓子を扱っているお店もたくさんあります。 中でも存在感を放つのが、1946年創業の老舗「梅園」 太宰府天満宮御用達の御菓子処…

太宰府門前町の『梅ヶ枝餅』

感 想 学問の神様 菅原道真公を祀る太宰府天満宮。 年中たくさんの人が、学業成就をお願いしに訪れます。 そんな太宰府天満宮のお土産と言えば、やっぱり『梅ヶ枝餅』。 門前町には、たくさんの梅ヶ枝餅のお店が並びます。 梅ヶ枝餅は、餡子を餅生地でくるん…

「藤戸饅頭本舗」の『藤戸饅頭』

感 想 岡山県倉敷市藤戸にある老舗「藤戸饅頭本舗」の『藤戸饅頭』を紹介します。 お店のある藤戸は昔、源平合戦の舞台となったことでも知られています。 藤戸合戦では源氏方の武将 佐々木盛綱が馬で海を渡って平家の虚を突き、源氏を勝利に導きます。 しか…

「足立音衛門」の『パウンドケーキ』 (京都府福知山市)

感 想 京都福知山にある洋菓子店「仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門」の『栗いっぱいのパウンドケーキ』です。 こちらのお店はネットショップがかなり有名で、芸能人御用達のお取り寄せスイーツとしてメディアでも よく取り上げられるので、御存知の方も多いか…

「名門堂千原」の『里柿』 (京都府福知山市)

感 想 慶長16年(1611)創業、400年近い歴史を持つ福知山の老舗「名門堂千原」さんです。 元々は福知山からさらに北にある宮津というところにお店を構えていて、江戸時代には宮津藩の御用菓子司も 務めていました。 福知山に移ってきたのは大正時代になってか…

「ユタカ製菓」の『丹波路』 (京都府福知山市)

感 想 昭和5年創立。創業80年の福知山の老舗菓子司「ユタカ製菓」さんです。 お店の名前は、初代の主人の出身が豊富村というところで、"豊"という文字からユタカとつけられたそうです。 福知山駅から10分ほど歩いたところにある、アオイ通りにお店を構え…

「千切屋」の『踊せんべい』 (京都府福知山市)

感 想 大正9年創業「千切屋」さんの『踊せんべい』です。 ”踊り”は、福知山で古くから踊られている福知山音頭のこと。 「ドッコイセー」という独特なかけ声に合わせて、地面を蹴るような足使いに特長がある踊りで、 毎年お盆近くになると、福知山一帯では三…

「ゑびす家」の『たこせん』 (広島県三原市)

感 想 三原駅の目の前にある、「ゑびす家」さんの『たこせん』です。 タコが名産の三原らしく、たっぷりとタコを使用したせんべい。 見た目も、サクサクとした食感もえびせんに似ていますが、味はタコ。 ピリリッと効いた一味も、良いアクセントになってます…

「ヤッサ饅頭本舗」の『ヤッサ饅頭』 (広島県三原市)

感 想 三原城下の趣残る三原市本町で、大正元年から創業。 「ヤッサ饅頭本舗」の『ヤッサ饅頭』です。 "ヤッサ"は三原で440年以上の伝統を持つ伝統芸能「ヤッサ踊り」からとられています。 ヤッサ踊りは三原城が築城された際に、城下の人々が完成を祝って…

「富士の山菓舗」の『富士せんべい』 (兵庫県明石市)

感 想 創業 安政3年(1856)、明石の老舗のお煎餅屋「富士の山菓舗」さんです。 創業以来、手焼きせんべいの伝統を守り続け、現在は六代目なのだそうです。 ここの看板商品が、屋号の通り富士山の形をした江戸時代から作られる『富士せんべい』です。 「なぜ…

「杵屋」の『書写 千年杉』、『お城やき』 (兵庫県姫路市)

感 想 1926年に創業の姫路の和洋菓子店「杵屋」さんです。 杵屋さんでは姫路を代表する有名なお菓子をたくさん作っていますが、今回はその中から2つのお菓子 を紹介します。 まずは、圓教寺御用達『書写 千年杉』。 播磨の名刹、圓教寺の境内にある樹齢千年…

「伊勢屋本店」の『玉椿』 (兵庫県姫路市)

感 想 元禄年間創業、姫路城下で300年以上の伝統を守り続けている老舗「伊勢屋本店」さんの『玉椿』。 姫路の代表的なお菓子、お土産として有名ですね。 天保3年(1832)、藩主酒井忠学と、十一代将軍徳川家斉の娘・喜代姫との婚礼を祝い、茶人でもあった …

「吾妻堂」の『甚内もなか』、『揖保乃鮎』 (兵庫県たつの市)

感 想 たつの市の老舗和菓子屋「吾妻堂」のお菓子。もう少し紹介します。 「吾妻堂」さんでは、名物の『ひ志ほ饅頭』の他にも練り羊羹や生菓子などたくさんのお菓子を 扱っています。 訪ねた日もお彼岸の時期で、地元の人が何人もおはぎを買いに来てました。…

「吾妻堂」の『ひ志ほ饅頭』 (兵庫県たつの市)

感 想 たつの市にある明治37(1904)年創業の和菓子の老舗「吾妻堂」の『ひ志ほ饅頭』です。 『ひ志ほ饅頭』はうすくち醤油を使った醤油饅頭の元祖。 "ひしほ"は醤油の古い呼び方です。 戦後間もない頃に、二代目とヒガシマル醤油の社長が地元の特産品を使って…

「觜崎屋本店」の『煉羊羹』 (兵庫県たつの市)

感 想 寛保2(1742)年創業、龍野藩御用菓子司を務めた「觜崎屋本店」の『煉羊羹』です。 『煉羊羹』は龍野の名物のひとつで龍野の大抵の和菓子屋さんでも作っていますが、その元祖が 「觜崎屋本店」さんです。 材料には普通の小豆ではなく「ハンコササゲ」…

「元祖 播磨屋」の『塩味饅頭』 (兵庫県赤穂市)

感 想 赤穂八幡宮近くにある赤穂藩御用菓子司「元祖播磨屋」さんの『塩味饅頭』です。 赤穂の塩とともに赤穂らしい一品はこのお店が元祖。 おかきで有名な「播磨屋」さんとは別です。 創業は明和年間(1764~)。 嘉永6年(1853)に当主、時三郎が赤穂の海に沈む…

「和田の屋」の『滝のやき餅』 (徳島県徳島市)

感 想 400年の歴史がある「和田の屋」さんの『滝のやき餅』です。 眉山の麓に湧く「日本の名水百選」のひとつ、錦竜水で炊き上げたあんこと米粉を練り上げて薄く 丸くして焼き、菊の紋を押し付けた素朴な焼き餅。 食べると香りも味も香ばしい、どこか懐か…

「虎屋本舗」の『とんど饅頭』、『虎焼』 (広島県福山市)

感 想 400年近くの歴史を誇る、福山藩の御用菓子司「虎屋」さんです。 ここの『とんど饅頭』は福山城が築城されたときに献上菓子として出され、その味を称賛した水野勝成に よって、築城祝いに城下で行われた「左義長」(とんど)にちなんで名づけられたそ…

「象屋元蔵」の『おととせんべい』 (香川県高松市)

感 想 讃岐・高松名物のおととせんべいです。 箱を開けると、まるで絵で描いたようなたこ、いか、えび、その他魚たちが飛び出してきます。 食べるのがもったいないくらい。 でも、もったいないからしばらく食べずにいたらしけっちゃいました。。。 せんべい…